「よい先延ばし」と「ダメな先延ばし」がある

「明日やろうはバカ野郎」このセリフにピンときた方は同世代かも!?

山Pと長澤まさみのドラマ「プロポーズ大作戦」のセリフにありましたよね。

 

このセリフを子供のころに聞いた私は、

先延ばし=悪いこと と強く印象を受けました。

 

夏休みの宿題を先延ばししようとしている自分に

「明日やろうはバカ野郎」だ!と渇を入れ、

なるべくなんでも早く終わらせる方が偉い!と思い込んでいました。

 

そんな、先延ばし=悪いことというイメージは見渡せば世の中にあふれています。

 

他にも本屋に行けば「すぐやる人になる方法」とか「先延ばし克服」

なんてタイトルがひとつやふたつではありません。

 

でも、本当に先延ばしは、絶対に悪いことだと思いますか?

もし、「よい先延ばし」があるとしたら・・・

先延ばしにしてしまう自分を責める必要はなくなります。

 

今回、書いてある内容は、こちらの「限りある時間の使い方」を参考にしています。

 

fuuumiblog.hatenablog.com

 

 

そもそもすべてのことをやることはできない

 

ご存じの通り、人間の命の長さには限りがあります。

わたしたちは、やりたいと思ったことすべてを

数十年という限られた時間な中でやることは不可能です。

 

それは時間の管理が下手だからというわけではありません。

そもそも「すべてのことをやることはできない」ということを

再認識することが重要です。

 

もし、やりたいことを片っ端から先延ばしにせずにやっていたら、

本当にやりたいことをできないまま時間が過ぎて行ってしまうかもしれません。

それはもったいないですよね。

 

人生はあなたが選択したものでできている

人生は選択の連続です。

今日なにを食べるか、どこへ行くか、という日々の選択から

進路、就職、結婚、子育て・・・

今ある人生はあなたが選択したものでできています。

 

あるものを「選択した」ということは同時に、

別のものを「選択しない」というこをを決めたというでもあります。

 

自分は何を選択して、何を選択しなかったのか

きちんと意識することが重要です。

 

完璧にはなれない

本当にやりたいことほど「時間をかけて完璧にやりたい」と思うものです。

落ち着いたらまとめて時間を取ろう、時間をかけてやろう。

例えば資格試験、例えば実家に帰ること・・・

そうやって、先延ばしにしてしまっていることはありませんか?

 

時間が無限にあれば、ひとつひとつに時間をかけてできるかもしれません。

でもわたしたちの命には限りがある。すべてを完璧にやることは不可能です。

 

この事実をわたしたちは見ないふりをして、

本当にやりたいことを先延ばししてしまうことがあります。

 

よい先延ばしとわるい先延ばし

 

では、よい先延ばしとダメな先延ばしとは何でしょうか。

 

よい先延ばしは、すべてを片付けることはできないと事実を受け入れたうえで、何に集中して何を放置するかを懸命に判断している。


ダメな先延ばしは、自分が限りある人間だということを認められず失望を避けるために先延ばしを利用している。

(限りある時間の使い方より)

 

端的に言えば、

前向きな先延ばしと逃げな先延ばし

といったところですね。

 

すべてのやりたいことを完璧にやることはできません。

だから、自分がなにを選択するのか考え、そのうえで先延ばしすることは賢明です。

 

一方で、自分の時間に限りがあるという事実を受け入れられずに、

本当にやりたいことを先延ばしにしてしまうことはダメな先延ばしといえます。

 

まとめ

すべての先延ばしが悪いというわけではありません。

自分にとって重要なことをするためにときには別のことを先延ばしにすることは賢明な選択だと思います。

自分にとってなにが重要か、どの行動にも常に自分の「選択」があるということを意識すれば、あなたの限られた時間のあなただけの生き方が出来ていくでしょう。

 

すこし抽象的な話になってしまいましたが、今日はこの辺で失礼します。